Z1000A2 T.M様 タイヤ交換

前後タイヤが摩耗したので交換します。

 

今日の奥多摩朝練で使い切った感じです。

 

交換に使うタイヤは前後とも手持ちの中古タイヤです。

 

リヤホイールを外します。

 

ホイールベアリングは、指では回せないほど回転が渋い状態。これも交換することに。

 

タイヤを外します。

 

いつもはタイヤショップで交換している車両。リム内側の汚れはこの機会にきれいに取り除いておきましょう。

 

清掃後がこちら。

 

タイヤを交換したらバランス取りします。リヤタイヤは以前と同じダンロップロードスマート3です。

 

続いて、ベアリングを交換します。

打ち抜き用の専用工具を使ってもなかなか外れません。

 

反対側も試しますが外れません。

 

ナットを溶接して棒で打ち抜くことに。

 

ようやくベアリングが外れました。

 

反対側も外します。

 

ホイールのベアリングホールは綺麗な状態です。

 

ダンパーも異常無し。

 

新しいベアリングを圧入します。

 

ディスタンスカラーは端面がやや座屈しています。

 

拡大して見ると、外側半分くらいが下がっているのがわかります。

リアアクスルシャフトの締め過ぎが原因でしょう。

もっと座屈するとベアリングプリロードが過大になり、ベアリングやホイールまで損傷することにつながるので注意が必要です。

社外のホイールは、この部分が弱いものがほとんどです。

 

幸い、まだ高さはホイールより高いじょうたいなのでこのまま使えそうです。

 

ベアリングの圧入高さを調整しながら装着します。

 

念のため、9kg・mのトルクで締めてみます。回転は重くはならないようです。

 

ホイールを外してベアリングがスムーズに回転することを確認します。

 

再度取り付けます。この車両はリアアクスルの締め付けトルクは9kg・m厳守でお願いします。

 

ナットの近くに締め付けトルクを記入しておきます。

 

続いてフロントです。

 

タイヤを外します。

 

リヤと同じくリムの内側を清掃します。

 

タイヤを組んでバランス取りします。

こちらは銘柄が変わってコンチロードアタックです。

 

タイヤ交換が終了しました。また走りに行きましょう。(^^)