メインハーネスは新品交換しますが、現在入手できるJ系の純正部品はZ1000-R2用のみです。これをJ1用に改造して使用します。合わせて、将来のオイルクーラー取り付けもスマートにいくよう、メインハーネス前半はスリム化してタンクとフレームの間に通せるようにします。
先ずはフロント部分の被覆を剥がします。
被覆を剥がし終えるとこんな感じ。内部には20本ほどの線が通っています。
更にカプラーを外し、線を細かくバラします。
同じくらいのボリュームで、大きく2本に分けます。先端はJ1の丸メーター用に端子を改造します。
純正メーターに倣って、各カプラーごとに線のロケーションを確認しながら繋いできます。
合計4個のメーターに接続が変更できました。
続いてこちらも定番の改造。カワサキ車にはクラッチレバーを握らないとスターターが回らないようにする機構「スターターロックアウトスイッチ」がありますが、煩わしいので解除します。メインハーネス中ほどにあるこの3極カプラーがその線です。
黒線2本をつなげるとキャンセルできます。茶色は使わないので短くカットしておきます。
加工部分はハーネステープで絶縁しておきます。これで基本的な所は完成です。