現在のタイヤは山がありますが製造年が2018年と古いため、新しくコンチタイヤに交換します。このコンチクラシックアタックは、ノーマルホイールサイズながら唯一のラジアル構造となっており、非常にハンドリングに優れています。少々高いですが、一度履いたらバイアスタイヤには戻れなくなるほどです。

先ずはリヤホイールを外します。ベアリングは問題無いので継続使用とします。

タイヤを外します。

リム内が汚れているので清掃します。

清掃後はこちら。

タイヤを組んでバランス取りします。

チェーンスプロケなども新品交換し530化します。

締め付けは規定トルクでしっかりと。

スイングアームも外して点検します。

ピボットべリングの状態はいいので、グリスアップして簡単に塗装しておきます。

フロントスプロケ周りは汚れていますが、オイル漏れは特に無いもよう。掃除しておきます。


リヤ周りを復元します。

フロントスプロケはロックワッシャーが欠品しているので、ワッシャーを厚いものに交換し、純正ボルトにネジロック剤を付けて締め付けます。こちらも締め付けは規定トルクでしっかりと。

点検しやすいようマーキングしておきます。

続いてフロントへ。フォークオイルも交換するのでオイルを抜きます。

アウターケースのドレンビスを外し、フォークを上下してオイルを抜きます。テープを貼って垂らしておくとオイルの飛散防止に便利です。

フロントホイールを外します。

スピードセンサーを外します。何か引っかかる感じで違和感が。

よく見ると爪が曲がっていますね。溝をきちんと合わせないで組み込んだ結果でしょう。

鉄棒に当てて板金修正しておきます。

フロントタイヤも交換終了です。

フォークキャップを外します。

フォークオイルを規定値よりやや多めに入れます。

フォークを上下してエアを抜いた後、ジャッキでホイールを持ち上げてフルボトムさせます。

規定の油面になるよう、シリンジで吸い取ります。

フォークキャップをしたらエアを規定値まで入れます。J系のフォークはエア加圧が前提なので、定期的に補充することをお勧めします。

エキパイも取り付け。BL-FACTORY製のカワサキワークスタイプメガホンです。

