エンジン腰上分解の続きです。バルブクリアランスを計測します。これは2020年に点検した時とさほど変わっていないもよう。
カムホルダーネジのトルクも確認。こちらも異常無し。
4番エキゾーストスタッドは、酷くサビて痩せているので要交換です。
カムを外します。
ヘッドを外します。
燃焼室のカーボン堆積はかなり多めです。1番はかなり湿っているので、オイル下がりが多いようです。
カムチェーンローラー類は比較的きれいな状態です。
シリンダーも外します。
ボアはノーマルのφ70ミリです。
エンジンの分解履歴はありそうですが、かなり前のようでガスケットはかなり固着しています。
ピストンもノーマルで、KL250と同じもの。2~4番はピストントップのカーボン堆積が多いですが、1番は少な目でオイルで湿っています。
シリンダースタッド周りに堆積した砂と泥を、掃除機で吸い取ります。
ヘッドはガスケットリムーバーでカーボンを浮かせて取りやすくします。
エキゾーストポート内もカーボンの堆積がかなりあります。