今回はドライブチェーンのガイドローラーと弊社オリジナル仕様のナイトロンR3リヤショックの取り付けです。
リヤの車高を上げているので、チェーンがフレームとスイングアームに干渉しやすくなっています。普通は緩衝材としてビニールチューブなどを用いますが、先日の1000Jレーサーでのテストでも効果が認められた弊社オリジナルのこちらのガイドローラーを装着します。センスタブラケットは削除しているので市販のガイドローラーは取り付けできません。こちらはワークスバックステップと共締めで取り付けるタイプになります。
取り付けるとこんな感じ。なるべく目立たないようにブラックアウトしています。
斜め後ろから見るとこんな感じ。これでフレームとの干渉は完全防止でき、スイングアームとの干渉防止もかなり効果があります。
続いてリヤショックの交換です。ワークスパフォーマンスは見た目のイメージから外せないアイテムではありますが、いかんせんプアーなショックなので、乗り心地やトラクションの面では問題があります。そこでいいリヤショックとはということでナイトロンのR3を取り付けることに。仕様は弊社のオリジナルで、1人乗でワインディングを走ることに特化したしなやかな仕様です。
体重に合わせて全長とプリロードを調整します。今回は全長はMAXの375ミリです。スプリングはソフトなので、1Gサグでの沈み込みはストロークの1/3ほどになります。
全長の調整はエンドアイを伸ばして行います。ロックナットの上に印の線が見えたら長さMAXです。
ナイトロンを取り付けます。今回、色は弊社の通常色ですが、今後はワークスパフォーマンス風に見える外観にモディファイする予定。
リヤの車高が上がり、スイングアームの垂れ角が増すと、チェーンの弛みがより大きくなります。同時に取り付けたチェーンガイドローラーも十分効果を発揮するでしょう。
これでリヤショックの外観がワークスパフォーマンス風に見えるようになればベストな足回りですね。