ガスケットが揃ったので、エンジン腰上を組み立てます。

ボアはφ75ミリあり、ケース側もボーリングされています。

ピストンはカーボンを落として継続使用します。

ピストンを組み込みます。

ベースガスケットはビッグボア用のPAMS製を使います。

シリンダーを挿入します。


カムチェーンローラーは、既存のレーシングタイプを継続使用します。

ヘッドガスケットなどをセットします。

ASSY済の新品Z1ヘッドはこちら。

ヘッドを組み付けます。

カムを組み付けます。

PMC製タコポートプラグですが、Oリングを汎用のNBR製に交換します。

Oリングは細いので耐久性があまりありません。定期交換をお勧めします。


ヘッドカバーを組み付けます。

Mk2エンジンにZ1ヘッドの組み合わせ。特に違和感はありませんね。2次空気導入装置は機能しなくなるので、特に穴を塞ぐ必要もありません。

Mk2用の新品ヘッドはこの先も生産されるかわからないので、この方法での修理が現実的だと思います。