TOTサツキステージ顛末記

 

5月14日、TOT MONSTER決勝日は朝から雨でした。

 

天気予報は小雨から午後にかけて次第に止む方向でしたが、予選は完全なウエットでの走行となりました。

 

雨の中MONSTER 予選A組の走行です。このコースは雨でも結構練習しているので、路面の特性は知っているつもり。

 

それにしても思った以上に順位が上なので、自分でも驚きました。

 

ところが予選の終盤にエンジンブローでストップ。修復不可能との判断でリタイヤすることに。残念ですがこれもレースです。時間ができたのでエンジンを分解してみました。

 

レブリミッターは付いているのでオーバーレブではありませんが、純正のバルブが疲労で折れました。その影響でピストンも木っ端みじん。

 

エンジンまで分解して、まるで「ワークス」のような光景になりました。

 

次の日にはエンジンを下ろし、既に修復計画もスタート。基本的に同じ仕様で再構築する予定です。

 

ワイセコなどの旧式の丈夫なピストンなら、バルブ折れでこの程度の被害で済みます。

 

極低回転で折れた場合、こんな状態になることも。これはFX1の純正です。

 

今回、レースはできませんでしたが、次から雨もまた楽しみの一つになりました。

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