エンブレムの端が浮いているので、一旦剥がして修正します。
リベットを取った後、ボンドで張り付けてあるのでワイヤーでカットします。
マフラーより少し細い径のRに修正します。
振動でリベットが飛んだり、その場合でも脱落しないよう、シリコンボンドを併用します。
リベットでエンブレムを取り付けます。浮きが無くピッタリ付きました。
スターターケーブルは、ターミナルが痛んでいるので修理します。
ケーブルを少し切り詰め、新しいターミナルをカシメます。
硬化していたキャブホルダーは、新品交換しておきます。
動きの渋いスロットルは、分解してグリスアップしておきます。
ヘッドライトケースを付け、ステーの位置を微調整します。
カウルを付け、ヘッドライトとの位置関係を整えます。
使っていないスターターロックアウトスイッチは削除します。
オレンジプラグキャップを使った新しいプラグコードを現車合わせで製作します。
プラグコードを取り付けます。
古いノーマルレギュレーターは、MOSFET型レギュレーターに更新します。
配線を全て繋ぎ、電装品の動作確認をします。
続いてガソリンを供給し、エンジンの始動チェックをします。
改造したハーネスに問題が無いことが確認出来たら、フレームに沿ってコンパクトに固縛します。
ステム周りのメインハーネススリム化は、今回から左右振り分け2本式としました。
既存のETC車載器を復元します。今回、キャブ後方隔壁を追加したので、シートを外さないでのカードの脱着は少しし辛いようです。
車載器を少し前に移動し、手が届き易いようにします。
ブリーザーホースは90°タイプを2本つなげて使います。
S1スイングアームのキャッチタンク側はこんな感じ。
キャブ後方隔壁とエンジン側ブローバイホースはこんな感じ。
ミラーはナポレオンの角型シリーズ「クロス2」をチョイス。ミラーとステムが2分割なので、フロントカウルを付けたままでもミラーの脱着ができるので便利です。
クラッチは、滑りがあるというのでレリーズの遊びを点検します。遊びが無かったので規定値に調整します。ここのクリアランスはクラッチ板が摩耗するにつれて小さくなり、遊びが無くなるとクラッチ滑りの原因となるので、定期的な調整が必要です。
フューエルホースが硬化しているので交換します。
フィルターを外してみると、内径の小さいものが使われていました。大型車は燃料流量を確保するため、右側のように内径φ5ミリ以上のフィルターがいいでしょう。
フィルターとホースを新品交換しました。
あとは少し作業待ちです。新規製作したフロントローターは若干手直し中で、スイングアームピボットに追加するチェーンスライダー用素材のナイロン棒も未入荷です。GW中なので、少し作業が停滞しますね。