ワークスバックステップ取り付けのため、フレームを加工します。
既存のステップブラケットを削除します。合わせてオプションのロックワイヤー収納口も削除します。
削除後はこちら。
削除部分を研磨して滑らかにします。
ついでに周辺も清掃しておきます。
洗い油とブラシを使って清掃します。汚れが酷いと不具合があっても見逃してしまいますからね。
ケーブルの穴を塞ぐため、パイプ材からフタを切り出します。
切り出したフタがこちら。
フタを溶接します。
研磨して仕上げます。
次に、S1同様にステップ用のボスを溶接します。
治具に固定したステッププレートを介して、取付位置にボスをセットします。
溶接で仮止めします。
プレートを外して、ボスの全周を溶接します。
仕上げに刷毛で塗装します。
塗装後はこちら。サビの多かったセンスタブラケット付近も塗装しておきました。右の上の方は、あとでサイレンサーステーを溶接するので塗り残してあります。
ワークスバックステップを仮止めします。
続いてスイングアームです。キャッチタンク内にブローバイガス中の水蒸気が結露して水が溜まるものですが、こちらのスイングアームにもだいぶ溜まっています。ドレンボルトを外して排水します。
ドレンの構造が内側に出っ張っているようで、最後まできれいに排水できませんが、とりあえずこれだけ水が出てきました。あと、これの倍くらいは内部に残っているようです。
続いてピボット部分のチェーンガイドの修正です。現状はタイやチューブのゴムが巻いてあります。
ゴムを外してアルミの削れを滑らかに修正します。
ピボット部分の寸法を計測し、それに合うガイドローラーをナイロン棒から削り出します。
ガイドローラーができました。
このガイドローラーはピボット部で回転するので、比較的に耐久性があります。