Z1000R1 K.K様 ワークスS1仕様製作 いよいよ最終形状

 スペアのテールカウルにブラケット用の穴を開けます。前後・水平を確認しながら付けては外しを繰り返しながら位置決めしていきます。

 

取付穴開け完了です。ブラケットは手作りのため毎回微妙に形が違うので、現物合わせでの加工となります。

 

テールカウルをシートに固定します。

 

フレームにセットし、ズースファスナーの取り付け位置を確認します。

 

ズースファスナーを取り付けます。

 

テールレンズとリヤフェンダーを組み付けます。これでスペアのテール周りの完成です。

 

フロントフェンダーも塗装ができましたがまだ取り付けません。足付きを良くするため最低の車高にするのですが、フロントはオイルクーラーブラケットとフェンダーのクリアランスがネックになります。

 

チェック用のフェンダーに粘土を盛って、チェック走行でクリアランスを確認してから最後に交換します。

 

タンクのブリーザーは機能するのでチェックバルブを途中に入れます。完全なワンウェイバルブを使うと走行後の熱で上がるタンク内圧を逃がすことができないので、少し逆流できる1.5ウェイタイプのチェックバルブが必須です。

 

シートを付けるとタンクがやや前に押され、ステムボルトとタンクが干渉するので、ボルトの頭を削って小型化します。

 

これでギリギリクリアしました。

 

最終形状になったところでガレージ周辺を試運転します。

 

ガソリンを満タンにして急ブレーキし、タンクブリーザーからの逆流の度合いを確認します。ガソリンはチェックバルブのところで止まるので外には漏れないようです。

 

新しい外装も付いてこれで最終形状です。このあと更にワインディングなどを100km以上チェック走行し、初期トラブルを出し尽くしたら完成です。