Z1000Mk2 O.M様 エンジン組み立ての準備 ヘッドのアッセンブリー

 

ヘッドを点検後、バルブシートがやや荒れているので軽くシートカットします。

 

カッターはダイヤモンドカッターを使用します。

  

均等に力を加えながら5回転くらい削ります。

 

8バルブ全て修正しました。

 

バルブはカーボンを落として継続使用します。

 

ヘッドを組む準備ができました。

 

バルブを組み込みます。

 

カムホルダーのトルクも再確認しました。全てヘリサート無しでいけるので程度のいいヘッドです。

 

続いてシリンダーを準備します。

 

ベースのガスケットは数十年来の使用でかなり硬化して剥がしにくくなっています。

 

剥がす過程を動画にまとめました。

2時間ほどかかってガスケットを剥がします。

 

シリンダーは特に大きな消耗も無いので継続使用します。

 

ピストンは純正ノーマルサイズです。

 

大きな傷も無いので、リングのみ交換して継続使用します。

 

ピストンは洗浄後、新品のリングを組み付けます。

 

エンジン腰下は特に問題なさそうなので今回は分解しないことに。

 

デッキ面のガスケットを剥がして整えます。

 

リングを交換した元のピストンを組み付けます。