リヤブレーキホースは、長さが少し足りなくなったので組み替えて製作します。
マスター側のバンジョーに長めに切ったホースを組み付けます。
現車合わせで長さを決めてホースを組み立てます。
ホースを車体に接続し、キャリパーを一旦外してエア抜きします。
キャリパー側は90°フィッティングに変更した新しいホースができました。
ワイドホイールのチェーンラインオフセットに合わせ、フロントスプロケも同じオフセットのスプロケに変更します。
チェーンを取り付けます。
チェーンラインは約5ミリオフセットとなります。リヤショックは10ミリオフセットし、スプリングとチェーンのクリアランスを確保しています。
続いてサイドスタンドでの傾きが大きいので修正します。
Z1R-2型のノーマルスタンドは、ノーマルの2本出しマフラーを避けるため湾曲して出っ張っており、バックステップにするとつま先に干渉しやすい形状です。
既存のノーマルサイドスタンドを外し、3分割します。
直線的に並べ替え、溶接します。
溶接部分を研磨します。
塗装して取り付けます。
傾きは少なく修正できました。
内側にだいぶ寄ったので、つま先との干渉も無くなります。
組付けが全て終わったので、チェック走行に向かいます。
シンプルなスイングアームでの操安性を確認するため高速道でもチェック。高速域まで安定していることが確認できました。
ガレージに戻り、ブリーザーホースからのオイル吹きが多かったのでブローバイカバー内を点検します。特に問題無いようです。
ブリーザーホースは短いものをやめ、後ろまで引き回すことにしました。
ブリーザーの出口はテールランプ横に開口させます。
これで今回の作業は終了です。
外したノーマルホイールは、別の車両に流用するとのことでタイヤ交換します。
TT100GPに交換終了です。リヤはビードストッパーの穴が溶接で埋められているので、前後ともチューブレス仕様としています。