車高が高く、足付き性を改善するため、リヤショックをお持ち込みの別のセットに交換します。
今付いている方はS1タイプのスプリングスペーサーも取り付けた本命仕様でしたが、やはり車高が高過ぎました。そこで別にお持ち込みのプロレーサーベースのワークスパフォーマンスと交換します。こちらの方が全長が10ミリほど短く、S1スペーサーも未装着です。
既存のリヤショックを外します。
プロレーサーを取り付けます。
減衰力調整ダイヤルがあるので、一人乗りでよく動くようにセットします。プリロードも最弱です。
エンジンの慣らしが終わったので、キャブセッティングに向かいます。
ガレージ周辺でスロットル低開度を調整し、その後はメインジェット選定のため高速道へ入ります。
キャブセッティングとウオタニSP2の点火時期ダイヤル設定を終えました。キャブにはTPSが付いているので、コネクターを外してTPSキャンセル状態でも確認します。
八王子ICで引き返します。TPSキャンセルは、予想通り特に変わりはありませんでした。
リヤショックもよく動くようになり、減衰調整の無いスタンダードなワークスパフォーマンスよりはだいぶいい感じです。車高も「やや高い」レベルまで落とせました。
リヤキャリパーのサポートは、総削りだしのため手直しします。
サポートを外します。
アルマイトするので、圧入されているオイルレスメタルを外します。
角のエッジを削って丸みを付け、削り出し感を弱めます。鋳物風に仕上げるため、このあとサンドブラストしてカーキ色にアルマイトします。