ワークス車のヘッドライトステーは、半割れにしてホースバンドでフォークに固定する仕様です。上下のスパンが狭いので、上側を25ミリカットして仮組します。
フォークにセットするとこんな感じ。上下にある程度自由度があります。
ヘッドライトを仮組します。フロントカウルはロアブラケットを基準に取り付ける予定。
フロントカウルを取り付けてみると、ヘッドライトが少し低いようです。
ライトステーの上側をさらに6ミリカットして高さを合わせます。
ロアーブラケットのスペーサーも10ミリ短くして微調整。
フロントカウルの高さは決まりました。
カウルのアッパーステーはノーマルでは合わなくなったので、3ミリのジュラルミン板から切り出します。
アッパーステーを取り付けます。
カウルを取り付けます。カウルの斜めのラインとフォークが平行になるようセットします。
光軸ステーのネジ穴が少しズレるので修正します。
ライト側のステーを少し曲げて合わせます。
タコメーターはワークスタイプの機械式なので、ヘッドにタコメーターギヤを取り付けます。
ケーブルはこのようにオイルクーラーコアの後ろを通します。
レース車両っぽく、ステム周りはシンプルにしたいとのことで、オドメーターはメーター裏のデッドスペースに設置することに。車検の為には見える位置にオドメーターが無くてはならないのと、スピードメーター信号はオドメーターを経由して届くので、オドメーターは失くせないのです。
運転中の視界はこんな感じ。ディスプレイ時は容易に外せるようにする予定。ちなみにイグニッションスイッチも、視界に入るとレーサーらしくないので別のところに設置します。
フロントカウルとのクリアランスは大丈夫です。