フロントマスターのインナーパーツは全て新品交換します。

新しいピストンを組み込みます。

フルードを入れるとキャリパーのブラインドプラグから滲んできます。増し締めしても止まらず、分解点検してみましたが原因ははっきりしません。

中のコマを取り出して交換してみます。

それでも改善しないので、穴の無いコマを使ってプラグも変えてみます。

キャリパーアダプターをプラグにして組み、エア圧で漏れチェックします。ようやく漏れは止まりました。元のプラグの精度が悪かったようです。

他の部分には漏れは無いようです。

フルードを入れてエア抜きします。

内部構造が複雑でエア抜けが悪いため、プラハンでたたきながら向きを色々変え、内部の残留エアをブリーダーのところに集めるようにします。

ようやくエア抜きが終わりました。フロントブレーキの完成です。


続いてリヤも同様に。

リヤブレーキのエア抜きも終了しました。

リヤのサポートは削り出し感がすごいので、このあと細工して鋳物っぽく仕上げる予定です。

お持ち込みのCR33キャブを改修します。

新品でMノズルなどのフルコースカスタムが施工されていますが、Mノズルは外すことになりました。

Mノズルを外します。左にあるCR標準の部品を組み付けますが、名称は「プライマリーチョーク」です。

プライマリーチョークをセットします。

復元するとこんな感じ。

他にも変更されているニードルやジェット類を標準状態に戻します。
