Z1000J2 Y.H様 ワークスS1仕様製作 フレーム修正依頼とワークスクラッチレリーズ製作

 

フレーム修正を依頼するため、モトショップ梶ケ谷さんにお邪魔しました。

 

こちらも作業に取り掛かるまでで3~4ヵ月待ちという混雑ぶり。その後、フレームはカドワキコーティングで塗装の工程に入る予定ですが、それも3ヵ月程度かかる見込み。フレームが完成して組み始めるまでは半年以上先になりそうです。

 

その後ガレージに戻って部品の製作です。こちらはワークス車特有のクラッチレリーズ周りの部品を製作します。スプロケカバーが無くなり、シフトシャフトの外側支持点も無くなるので、ミッションカバーにガイドを溶接します。使用するミッションカバーは今でも買える新品を使います。

 

溶接の熱で歪まないよう、ダミーのエンジンにカバーを取り付けて作業します。垂直を出すためにはクランクケースの穴を基準にした治具を使います。

 

治具をはめるとこんな感じ。

 

シフトシャフトのガイドを差し込みます。

 

ガイドをミッションカバーにしっかりと溶接します。

 

S1と違いオイルシールは内部のノーマルの位置に設けるので、ガイドの中にはオイルが来ない設計にしています。

 

ワークスタイプのクラッチレリーズプレートを仮組するとこんな感じ。レリーズレバーのケースはPMCのZ系用イージークラッチの部品を流用します。