オイルパンは検討の結果ノーマルに戻します。
オイル交換はマフラーを外さないとできませんが、BLさんのマフラーなので脱着は煩わしくないでしょう。
マフラーはこちら。カワサキワークスタイプ機械曲げ アップ ロング 仕様です。ワークス車と同じように、集合部直後から右側に張り出しているのが特徴です。こちらのアップのロング仕様こそ、テールエンドがリヤアクスルまで届く、まさにワークス車そのもののスタイルになります。
マフラーを仮組します。
ステッププレートとサイレンサーが近いので、ペダルとの干渉対策が必要になりそうです。
ツインプラグのコイルブラケットとバッテリーケースです。今回新たに製作しました。
プレートはS1風なイメージで製作し、同じようなゴールドにアルマイトしました。
S1には無いバッテリーは、2階建て構造でコイルの下にケースを製作して設置します。
コイルプレートを先にフレームに取り付けます。
バッテリーケースをその下に取り付けます。4つのコイルの位置はS1と同じです。
右側はこんな感じ。
続いてやり残していたエンジンのバルブタイミングを設定します。
先ずは上死点を基準に分度器をセットします。ピストン上死点を正確に割り出し、誤差は0.5°以内とします。
続いてエキゾーストカムのタイミングを合わせます。こちらも狙いの107.5°±0.5°の範囲に合わせます。
続いてインテークカムも同様に、こちらは105°を狙って合わせます。
バルタイ治具を取外し、加工したカバーを塗装しておきます。
ヘッドカバーを取り付けます。
S1エンジンカバーを取り付けるので、予めこのように削っておきました。
ウオタニSP2のパルシングコイルを取り付けます。
S1エンジンカバーを取り付けます。
ブローバイカバーはホースの抜け止めが無いので加工します。
旋盤で加えてウエスト加工します。
エンジンに取り付けます。初期のJ系なら純正でこの形状なので、見つけるのもいいですね。
どんどん組み立てを進め、修正箇所などが無いか早めに洗い出します。