外注していた溶接用のニップルが入荷したので、コックの移設加工をします。
新しく設置するコックは、ワークスS1車と同じく後方左右にM22ネジのコックを2個です。
コックの下穴を開け、周辺の塗装を剥離します。
溶接用のニップルはこちら。溶接しやすいよう、フランジを立てています。
取り付け面は内側に斜めになっているので、一部を仮付けしてから向きを修正します。
コックのセンター寄りを仮付けします。
長いバーを差し込んで、グーっと曲げて水平にします。アルミタンクの板厚は1ミリ程度なので、比較的簡単に変形させられます。
水平になったか確認します。
前後方向も同様に確認します。
全周を溶接します。
反対側も同様に溶接します。元のコック穴はプレートで塞ぎます。
エア圧をかけて漏れチェックします。
コックを付け、フレームに載せて取り付け確認します。
コックの向きはS1と同じく前向きで使用します。
この位置にWコック化することで、最小限のガソリン残量まで走行可能です。
右側コックはこんな感じ。コックのレバーがフレームギリギリです。
左側コックはこんな感じ。こちらは普通に使えます。
このあと再塗装する予定です。