小物の溶接作業です。作業台にあるのは、フレームに溶接するシートブラケット、ワークスタイプのペダルなどです。
溶接完了です。
シートレールにS1タイプのシートブラケットを取り付けます。
デモ車のシートASSYを治具にして位置決めし、シートブラケットを仮溶接します。
フレームの向きを変えながら全体に溶接します。
シートブラケットができました。
続いてエンジンマウントの補強とマフラーのサイレンサーステーを溶接します。エンジンを乗せて治具代わりにするので仮の足回りを装着します。
エンジンを搭載します。使用するエンジンはレース用のスペアとして準備してあるエンジンです。
エンジンが搭載できました。少し前後方向がきつい感じでした。
この状態でリヤのエンジンマウント補強を溶接しようと思いましたが、エンジンはやや後ろに寄っています。
リヤのボルトを通す際、左側のズレが2ミリほどあります。
エンジンマウント補強の溶接は、エンジンを下ろした状態ですることにします。エンジンを一旦下ろします。
スペーサーを挟んでエンジンマウントのカラーを取り付けます。補強パイプは現車に合わせて擦り合わせして用意します。
補強パイプを溶接します。今は表側からしか溶接していないので、もう一度フレームまでバラした際に裏側からも溶接します。
再度エンジンを搭載します。前下のボルト穴がズレるので、マウントボルト先端をテーパーにしてボルトを通します。
2回目のエンジン搭載完了です。エンジンマウントもしっかり締め付けます。
マフラーを取り付けます。BL-FACTORY製 カワサキワークス 機械曲げエキパイ アップ ロング という特別仕様です。このロングタイプが本当のワークス車に一番近い形状です。
ロングタイプはテールエンドがリヤアクスル辺りまで来るのが特徴。この後サイレンサーステーを現車合わせで製作し、フレームに溶接します。