今回交換する主なエンジン部品がこちら。ケースはクラックあり。シリンダーはフィン欠けを修理した別のノーマルをベースにします。カムは画像のヨシムラST-1からST-2へバージョンアップ。クランクは別の物をリビルド中です。
シリンダーはこちらのノーマル未加工品を使用します。フィン欠けがあったので、既に修理してあります。
加工に出すのでガスケットを剥がして下準備します。加工内容はスリーブ交換とボーリング、面研です。
スリーブはPAMS製を使用します。ピストンはピスタルレーシングのφ76ミリです。
ヘッドは継続使用するので分解点検します。過去のいろいろな修理跡が戦歴を物語りますが、今回も大きな修理は必要がない状態なので、バルブシートカットと面研くらいでOKでしょう。
クランクケースは長年キープしていたこちらをお持ち込み。Mk2の初期タイプのケースです。
分解して要所を点検します。
こちらはクラックの無いグッドコンディションです。
1200cc用のスリーブは外径が大きいのでケースのボーリングも必要です。
一般用途では1200ccが最大排気量といえるでしょう。