今回用意したワークスバックステップがこちら。
リヤマスターはニンジャ250純正にしています。
ペダルもワークス車同様、スチールバー製です。
外注製作中のZRX400ベースのS1スイングアームは、
完成までまだ間があるので、
転がし用にノーマルZRX400スイングアームを使います。
ピボットはシャフト径が異なるのでカラーを製作して挿入します。
ピボット幅も2ミリ単修くしています。
ZRX400のピボットシャフトはφ20ミリなので、
J系ノーマルのφ16ミリにカラーで落とします。
スイングアームを仮付けします。
製作中のS1スイングアームとは、メインパイプ部分は共通です。
なので、長さと内幅などはこれと同じになります。
エキセントリックは弊社オリジナルの鋳造タイプで、
アクスルシャフトはZZR400純正の中空シャフトを使います。
ZRX400スイングアームはサス受けの間隔も広いので、
S1形状にオフセットした左側マウントだとかなり外に出ることになります。
左側アッパーマウントは、約20ミリオフセットします。
フレームのマウントボルトは長さが足りなくなるので、
このようなアダプターで延長する予定です。
アダプターの内側にネジが切ってあるので、
6角部分を回してナットのように締め付けます。
オフセットした感じはこのようになる予定です。
右側はこれよりもやや内側に入る予定、ノーマル比約10ミリオフセットの予定。
左ステップ周りはこんな感じです。
ノーマルのサイドスタンドはチェンジペダルと干渉するので修正します。
正規のスイングアームが来てから車高が決まるので、
それから傾き具合を調整しながらの修正となります。
右側ステップ周りはこんな感じです。
ブレーキスイッチは油圧スイッチを使用します。
リヤホイールも仮組してみます。
カラー類は全て計画通りに製作済みです。
S1と同径のφ234ミリローターはこんな感じです。
インナーローターはアルミをマグっぽくアルマイトで着色しています。
エキセントリックはこの後カーキ色にアルマイトします。
スプロケットは弊社オリジナルのワンオフ品です。
スプロケットキャリアは、
スパイダータイプから内外を反転した形状のものを製作しています。
チェーンラインのオフセットも10ミリ増やすことができます。
ステップとリヤ回りが付いたところで、本題のマフラーの取付確認です。
マフラーはBLファクトリー製ワークスタイプ。
ワークス1000Jと同様の特徴的な形状です。
サイレンサーの角度はステップとの兼ね合いで決まります。
このぐらいが最大角度です。
マフラーはジョイント部分をひねるだけで対応します。
マフラーステーは、ワークス車同様にフレームに溶接止めします。
三角プレートとステーを用意し、現車合わせで長さを決めます。
断面を擦り合わせし、溶接で点付けします。
そのまま、表側を溶接します。
あとはホイールまで一旦外して、内側を溶接します。
ステーの溶接はこんな感じです。
ワークス車同様の三角プレートで補強します。
先ず点付け。
そのまま全部溶接します。
冷めたところで筆塗りします。
マフラーステーの取り付けが完了しました。
マフラーはこの後セラコートします。
色はワークス車同様のツヤありブラックです。