Z1000J1 F.Y様 スペアS1シート製作 スポンジの成形

 

転倒でキズが付いたS1シートを張り替えます。もともと過去に他社で製作したS1シートでしたが、今回はスポンジ形状も弊社で製作しているS1シートの形状に変更します。テールカウル周りは先日新しく製作したセットなので、フジツボの穴位置も少しズレが発生していたのでこれで修正できます。これでレース用とストリート用の2セット体制にできます。

 

テールカウル周りを分解して外します。

 

シートベースは転倒の際にフレームに当たり衝撃で割れたところもありますが、全体的にはまだまだしっかりしていますね。

 

タッカー針を専用工具で抜き、表皮を剥がします。

 

表皮が剥がれました。

 

錆で折れ残ったタッカー針も全て抜き取ります。

 

スポンジ型のテンプレートで修正箇所を確認します。

 

先端はスポンジが劣化して潰れているので、一旦切り取って新しいスポンジを盛ることに。

 

座面の高さはこのままでOKです。

 

後部はやや低いので盛ります。

 

立て断面のテンプレートを当てます。シートストッパー部分が高いので削ります。

 

ベルトサンダーで大まかに修正します。

 

盛る部分のスポンジをシートから切り出して準備します。

 

スポンジをスプレーボンドで張り付けます。ボンドが乾いたら成形します。