Z1R1 H.S様 カチ上げメガホンマフラーをフレーム加工で取り付け

 マフラーをモリワキモナカからメガホンタイプに変更します。

 

使用するマフラーはBL-FACTORY製のカワサキワークスタイプ アップ ロング です。本来はZ1000S1ワークス車のレプリカマフラーです。

 

マフラーの集合部がフィルターカバーなどに干渉するので、フラットタイプに変更します。

 

マフラーを仮付けして角度を検討します。

 

角度が決まったらフレーム側にボスを溶接します。ステーはノーマルマフラーステーの一部を残したもの。ワークスMk2も同様の手法でサイレンサーを吊るしていますね。

 

続いて現車合わせでステーを切り出し、溶接します。

 

ステーとマフラーのオフセット量が多いので、ステーは2重にして強度を確保します。

 

一旦外して全周を溶接します。

 

中間パイプとの接合は、スプリングをやめて割を入れてバンド止めに変更。これはKERKERっぽさ向上とサイレンサーステーにかかる負担を軽減する目的です。

 

続いてバッテリーマウントの修正です。現状はバッテリー付属の詰め物で押さえているだけ。

 

黒いスポンジシートで箱を作り、純正のバッテリーケースに収めます。

 

アルミ板で作ったステーで上から押さえます。

 

ターミナルナットの下には切ったシリコンチューブを入れ、ボルトを締めやすくしておきます。

 

だいぶスマートになりました。

 

さらに配線保護のためスポンジシートを上にかぶせます。

 

これでバッテリー上部は大容量のラゲッジスペースとなります。キャブの後方隔壁も一役買っていますね。

 

日程の都合で今回の作業はこれで一旦終了です。スタックタコメーター取り付けなどの作業はまた日を改めて。マフラーやタンデムステップ、オイルクーラーなど、デモ車のZ1Rの使用を採用いただきました。