Z750FX1 Y.Y様 エンジン腰上組み立て

 

継続使用するJBφ75ミリピストンのカーボンをリムーバーを使って落とします。

 

ピストンはまだまだ長く使えそうです。

 

シリンダーも準備完了。

 

ヘッドは分解点検します。

 

各部品も特に異常ありません。バルブガイドのガタも規定値内です。

 

バルブの消耗も少ないので、カーボンを落として継続使用します。

 

ヘッドも特に問題無いので、カーボンを落として継続使用します。

 

洗浄後、ヘッドを組み立てます。

 

バルブを組んだら、ヘッド単体でバルブクリアランスを調整しておきます。

 

キャブホルダーも新品交換します。コックが負圧式なので、負圧取出しのニップルも移植します。

 

ヘッドが完成しました。交換したのはステムシール、キャブホルダー、カムメタルのみです。

 

ガスケット剥がしのために外したシリンダーのスタッドボルトを復元します。

 

スタッド取付完了です。

  

ピストンを取り付けます。ベースガスケットはグラファイト製のビッグボア用を使います。これは信頼性があり、剥がしやすいのでお勧めです。

 

シリンダーを挿入します。

 

ヘッドガスケットとカムチェーンローラー関係をセットします。ガスケットはPAMS製のメタルタイプです。

 

ヘッドとカムを取り付けます。

 

ヘッドカバーを付けてエンジン腰上が組み上がりました。

 

オイルクーラーホースを復元します。

 

キャブを取り付けます。

 

スピードメーターギヤBOXもメンテナンス。ドライブピンの摩耗が進んでいるので、早めに交換しておきます。

 

初期のピンはアルミ製で、一定の距離走ると摩耗してきます。受け側のカップリングは樹脂製なので、こちらは定期交換が必要です。

 

ドライブピンは耐久性を考慮した新型のスチール製に交換します。

 

ピンをセットします。

 

樹脂のカップリングはホンダ純正部品です。部品番号は 44808-MR7-013 です。

 

ギヤBOXを復元します。

 

スプロケカバーを取り付けます。距離を走っているのでクラッチレリーズも調整します。

 

これでエンジンのオイル漏れ修理は終わりましたが、こ作業はこの後お持ち込みのハイプレッシャーオイルポンプ取り付けへと続きます。