今回の作業の締めは、ワークスオイルクーラーブラケットの取り付けです。現状では25年前に車両製作した当時の暫定的なステーでしたが、いよいよワークス仕様に更新です。
ワークス仕様のブラケットは既に製作済み。こちらを一部溶接で取り付けます。
既存のコアを外します。溶接するのでTOTの車検ステッカーも剥がして避難させておきます。
既存のクーラーコアとブラケットを組み合わせます。
所定の位置にセットします。
アッパーとロアーのブラケットを溶接でフレームに仮付けします。
コアを外して全周溶接します。
刷毛で塗装します。
元のコアを取り付けます。
TOTのレギュレーション対策も追加でひとつ実施します。スイングアームにチェーンスプロケットガードを設けます。今まではスタビ部分がガードを兼ねるという解釈でしたが、さらに隙間を小さくせよという見解でした。
パイプ裏側にナットサートを設置します。
3ミリジュラルミン板で製作したガードをボルト止めします。
これでTOTの車検対応も大丈夫。
今回の作業はこれで終了です。
ちなみに、現状の低いフロント車高では、フェンダーとクーラーブラケットとのクリアランスが狭いので、フルブレーキング時に干渉する恐れがあります。あと2センチは上げた方がいいでしょう。
プリロード調整でフロント車高はMAXにしてください。バンク角も増えていいですよ。S1仕様車は、乗り方を車両に合わせることが必須です。