エンジン腰上を組み立てます。ヘッドは、カムホルダーネジの渋いところをタップで修正、16ヶ所のネジ全てにトルクが掛かることを確認します。

付いていたキャブホルダーは、仮付けだったのでボルトを適正長さに交換して本締めします。

エキゾーストスタッドも仮付けのようで、8本とも奥まで完全にはねじ込まれていません。こちらも完全に締め込んでおきます。

バルブを組み込み、ヘッドの準備は完了です。

ピストンとリングは洗浄して継続使用します。

クランクを回すためにガバナーを取り付けますが、進角部分の回転が渋いので分解して耐熱グリスを給油します。

ピストンをセットします。

シリンダーを挿入します。


カムチェーンローラーはレーシングタイプを使います。

ヘッドガスケットをセットします。

ヘッドとカムを組み込みます。

トップのレーシングアイドラーは長期メーカー欠品のため、暫定で純正品を使用します。

カムチェーンテンショナーは状態がいいので純正品を継続使用します。

バルブクリアランスを調整します。

ヘッドカバーを仮に乗せておきます。

ジェネレーターロータのボルトはネジロックを塗布しておきます。

締め付けは規定トルクでしっかりと。

ステーターコイルは分解洗浄し、グロメット部分を完全脱脂します。

ジェネレーターカバーを取り付けます。

キャブはお持ち込みのTMRーMJNを取り付けます。
