S1化計画はいよいよ大詰めです。ウオタニSP2のプラグコードは、こちらで準備したシリコンコードとワークスオレンジプラグキャップを使って製作します。

オレンジのプラグキャップとサンドブラストしたシルバーのヘッドの組み合わせ、いかがでしょうか。

オイルクーラーホースを製作します。初めに少し長めに切断したホースを用意し、エンジン側のフィッティングだけ先に取り付けます。

ホースをエンジン側に接続し、所定のルートを通します。

ホースをクーラーコアのところまで配置し、長さを決めて切断します。

もう一方のフィッティングを取り付け、ホースの完成です。

ホースを取り付けます。ホースがフレームの下側に出ないようにエンジンとフレームの隙間に通しているのは、フレームスタンドを使う際に邪魔にならないようにするためです。

最後にCR33キャブを取り付けます。

一回分解してジェッティングを確認、手持ちのデータに合わせて内容を変更しておきます。それから一度ビスなどを緩めることで、キャブセッティングの際に整備性がよくなります。


キャブを取り付け、ガソリンを供給し、エンジンオイルを入れてエンジンに初めて火を入れます。エンジンが静かに鼓動を始めると、生き返ったように1000Jが喜んでいるようです。

S1加工後、オーナーさんのところで塗装を終えたタンクです。ブリーザーはちゃんと機能しますが、通常はキャップにあるブリーザー機能で十分なので、このS1ブリーザーはゴム板を仕込んで塞いでダミー化しておきます。


コックはワークス車と同じ後方W仕様です。

コック自体もワークス車と同じZ1100GPの純正コック2個使いです。キャブへの供給はコック1個で十分なので、右側は配管せずにダミーとして扱います。

リヤブレーキのエア抜きも行います。

日没前にようやく試運転開始、静かなエンジンノイズと安定したアイドリングがいい感じです。

ブレーキ、タイヤ、全て新品なので慣らしが必要です。

エンジン始動動画はこちら。明日は陸事で新規登録です。