ヘッドとシリンダーの表面処理が完成したので早速組み込みます。

カムホルダーネジは全てヘリサート加工するので、先ずは下穴を開けます。

ヘリサートタップを立てます。

ヘリサートを挿入します。初めから入っていた6ヶ所に加え、残りの全てにヘリサートを入れます。

ここ1ヶ所だけはインチの太いボルトになっていたので、M8に加工しなおします。

M8のヘリサートを挿入します。

全てのネジ穴にヘリサートが入りました。カムホルダーを付けてトルクがしっかりかかるか確認します。

カムプラグのところも1ヶ所ネジが駄目になっていたので、こちらもヘリサートを入れます。


カムはウェブのハイカムを使います。グラインドNo.118、リフトはインテーク、エキゾースト共に約9.3ミリなのでステージ1といったところ。

カムを載せて干渉がないか確認します。

バルブは継続使用するので、ボール盤を使って研磨します。

研磨したらバルブコンパウンドを使ってシートの擦り合わせをします。


下準備が完了しました。腰上の組み込み部品を揃えます。

ヘッドにバルブを組付けます。

エンジンにシリンダーを挿入します。

続いてヘッドとヘッドガスケットをセットします。

ヘッドを組付けます。

カムを組付けます。

テンショナーはお持ち込みのS1タイプを使います。


