アウトプットシャフトから回転を取り出すスピードセンサーを取り付けます。
回転子はこんな形状で、アウトプットシャフトの中空穴に固定します。
取り付け後はこんな感じ。シャフト1回転で2パルス発生することになります。
センサーはこちら。黒い小さな四角いものがセンサーです。
センサーと回転子の隙間は約2ミリでOK。ここからの信号はスピードヒーラーに届き、そこで任意の周波数に変換しオドメーター経由でスピードメーターまで信号が送られます。スピードヒーラーの設定を変更することで、スピードメーターの指示値は自由に調整可能です。
続いてワークスクラッチレリーズの取り付けです。レリーズ部分はPMCのイージークラッチを使います。
レリーズレバー本体は、腕の長いキット品は使わずに、腕の短い純正品を使用します。こちらの方がプッシュロッドのストロークを稼げるので、エンジン高温時のクラッチ切れ不良などの不具合を予防できるからです。
レリーズ部分の厚みが変わるので、プッシュロッドは純正を少し切り詰めて使用します。
レリーズプレートにアームとケーブル受けをセットします。
レリーズプレートを取り付け、レリーズの遊びを調整します。
これでワークス車独特の左サイドが完成です。