S1インナーローターのアルマイトが完成しました。ホイールに取り付けます。
仮組するとこんな感じです。フロントφ330ミリ、リヤφ234ミリです。
S1ローターを取り付けるには、フロントホイールは若干の加工が必要です。
右側のフランジが長いので少し短縮します。
ホイールにあるベアリングは不要なので外します。
フランジを8ミリほどカットします。
これでS1ローターが付くようになります。フランジをカットするのは、新たに外側にホイールベアリングが配置されるためです。
インナーローターとホイールの接合面はこんな感じ。
続いてローター取り付けボルトを6穴に変更します。治具を使って穴位置を割り出します。
細いドリルで下穴を6ヶ所開けます。
この後M8の下穴でさらに穴開けします。
M8のタップでネジ切りします。
M8ネジ6穴仕様になりました。PCDは80ミリとしています。
組み込むタイヤはダンロップα14Zです。サイズは110/80-18 150/70-18です。
リヤタイヤを組み込み、バランス取りします。
ローターを仮付けします。
フロントは専用の中空シャフトを使い、ディスタンスカラーはホイールに合わせて製作します。
メインのアクスルシャフトは外径φ18ミリで中空です。
ベアリングにリテーナーナットを挿入し、中空アクスルをねじ込んだところです。
片側のローターを取り付けてホイールを反転させます。
ディスタンスカラーを挿入します。
反対側のローターを取り付け、アクスルシャフトを締め付けます。
こちらもバランス取りします。
ワークスS1仕様ホイールの完成です。