先日の筑波走行中にエンジンストップした原因を探ります。
メインの電源が入らないので、バッテリーとヒューズBOX周りを点検します。
メインヒューズを含め、ヒューズはどれも正常でした。
バッテリーは電圧が10VほどになっていたのでNGと判断し、スペアと交換します。
バッテリーを交換すると正常に電源が入りました。
ところが、イグニッションキーを触ると電源が落ちることがあります。
これはイグニッションONですが電源が落ちた状態。
キーを揺すると点いたり消えたりします。
イグニッションスイッチにも不具合がありそうなので、取り外して点検します。
こちらのイグニッションスイッチは、新品交換後間もないものです。
部品はエリミネーター250純正で、今でも買える代替品のひとつです。
スイッチ部分を分解点検します。
配線のハンダの剥がれなどはありません。
接点も特に焼けているというほどでもありません。
接点を清掃し、念のため綿棒で接点復活スプレーの液を塗布します。
スイッチを復元して動作を確認します。
今度は電源が落ちなくなりました。
スイッチを正規に取り付け、もう一度確認します。大丈夫のようです。
因みに、エリミネーター250純正のイグニッションキーは、
1000Jに対しキーの向きが90°ほどズレます。画像のように水平位置でONです。