準備してある部品から順次組み立てていきます。まずはワークスオイルクーラー本体から。
ロアーブラケットはアルミ板を溶接で組み立てたものです。コアとの緩衝材としてゴム板を張り付けます。
アッパーブラケットはフレーム直付けです。こちらにもゴム板を張り付けます。
上下ブラケットで挟み込むようにしてオイルクーラーコアをマウントします。
ワークスはこの垂直マウントが特徴です。フォークがボトムした時にフロントフェンダーとの干渉を避けるため、コアは高い位置に取り付けられたいます。
タンクマウントもややアップするのがワークス車の特徴です。フロントはマウントピンの位置を2センチ上に移設しています。
リヤはスペーサーで同じく2センチ持ち上げます。
後ろ側のタンクの重量は、この硬質スポンジのスペーサーで受け持ちます。
タンクを載せてみます。
テール回りはデモ車の物を仮付けし、全体のバランスを確認します。
続いてワークスステップを取り付けます。フレームに溶接したボスはS1と同じですが、ステッププレートやペダル類はワークス車専用のデザインを踏襲。
ペダルは鉄棒で作っています。ステップペグはZ2純正のタンデムステップを使用します。
右側はこんな感じ。リヤマスターはニンジャ250の純正新品を使います。
ブレーキペダルを組み立てるとこんな感じです。
続いてハンドル周り。フロントマスターはZ1000R純正を使います。クラッチレバーはZ1300純正、ホルダーはZ1000J純正、何れも現在でも購入可能な純正部品です。左のハンドルスイッチはW650前期の純正、ウインカーがプッシュキャンセルなので便利です。スイッチのタッチと耐久性は、やはり純正品がいいようです。