スピードとタコメーター両方とも更新します。
現状はこんな感じ。スピードメーターはZXR750純正、タコメーターはウルトラのクラブマンで、Z1000Mk2の純正ブラケットに装着しています。今回は両方ともZ系純正メーター仕様に変更します。
使用するメーターはこちら。スピードメーターは純正品をオーバーホールしたものです。タコメーターはSTACK(スタック)のST200シリーズで、スケールが0から10000rpmの物です。
ビルトインメーターは外注加工したもので、新品のスタックタコメーターを使用しています。ケースは社外品でも大丈夫とのことで、社外のスピードメーターだったもののケースを使用しています。
スピードの方は純正品をオーバーホールしたものです。ガラスとカシメリングは新品を使用、ケースは再塗装、文字盤は新しく書き起こしたものです。
フロントカウルを外し、メーターを外します。
左がスタックタコメーターをビルトインしたもの。スピードメーターケースを使用しているので、右の純正スピードメーターと裏側の出っ張り具合が異なり、スピードメーターベースの方が大きく張り出しています。
これをタコメーターの部分に収めるには、干渉する部分を大きく削って逃げを作る必要があります。逃げ加工後がこちら。
メーターを取り付けます。ダンパー類は純正部品を使用します。
Z1000Mk2のメーターなので、裏側のカバーも取り付けます。
ちなみに、フロントはS1ローターなのでスピードメーターギヤBOXは無く、ケーブルはフロントスプロケの方へ繋がっています。
スピードメーターギヤBOXはこちら。ホンダ純正のギヤBOXをミッションのアウトプットシャフトで駆動しています。
タコメーターの配線をしたら、スタックメーターの初期設定をします。点火信号はウオタニSP2のデジタル信号を使うので、シリンダー数の設定は2気筒でOKです。本来メーターの設定には青い線にスイッチを入れてON・OFFして行いますが、気筒数の設定さえ行えばメーターは使えるので、スイッチは設置せずに配線を直接アースさせて設定処置します。
「STACK」のロゴが今っぽいので、カッティングシートで作った目隠しシールを貼って隠します。
シールを貼るとこんな感じです。
夜間照明はこんな感じ。
メーターが付いたところで試運転に向かいます。
スピード、タコともに安定した動きです。
コックピットはこんな感じ。
純正形状のスクリーンとのクリアランスも十分です。