最近、燃料センサーの辺りからガソリン漏れするようになったので、先日はセンサーのパッキンを交換してみましたが、依然と漏れは直っていません。他のところから漏れているようです。
タンクを塗装した際にセンサーとパッキンは新品交換していたので、センサー本体やパッキンに異常は無いと思われます。
一旦洗浄後、カラーチェックの現像液を塗布してからガソリンの出どころを確かめます。どうやらセンサーのベースとタンクの隙間から漏れているようです。
センサーのベースはタンクの製作過程で主に内側から溶接されています。外から直すのは困難なのでセンサーベースを撤去することにします。
ドリルで穴を開け、ジグソーでセンサーベースの周りをカットしていきます。
センサーベースが取れました。
接合部分に目立ったクラックなどは無いようですが、構造的にこの長円形の穴の溶接部分から漏れているはずです。
切断面を整え、周辺まで塗装を剥がします。
タンク内部のガソリンとゴミを取り除きます。
タンクと同じ板厚の鉄板で蓋を作り点付けします。
全周を溶接します。とりあえず燃料センサーは無しとしますが、ベースを作ってまたここにセンサーを設置することも可能でしょう。
エアで加圧して、溶接個所の漏れが無いかチェックします。
周囲をマスキングして刷毛で塗装します。
修理完了です。
タンクを車体に乗せ、ガソリンを徐々に入れます。これでもう大丈夫。