Z1000J1 T.N様 S1ハンドルストッパー溶接

  

ステアリング周りのフレーム加工です。

 

ハンドル切れ角が変わるので、ノーマルのハンドルロックストッパーは使えなくなります。

 

ノーマルストッパーを削除します。

 

切断面を整えます。

 

S1ステムを取り付けます。

 

ハンドル切れ角は、オイルクーラーコアとステムのナットとのクリアランスで決まってきます。

 

S1同様のバータイプのストッパーを現車に合わせて長さを調節して溶接します。

 

なるべく切れ角を大きくしたいので、コアとのクリアランスは最小です。

 

反対側もギリギリまで攻めます。

ハンドルストッパーを前から見るとこんな感じ。

 

最大切れ角は左右ともこのくらいは確保できます。狭い道でのUターンはちょっと難しくなる程度。

 

イグニッションスイッチは、ほぼ同じ形で新品が手に入るこちらを使います。エリミネーター250の部品です。部品番号は27005-5078で、エリミ250用は3種類くらいありますが、こちらが最も配線加工がし易く使い勝手がいいです。

 

最大切れ角が決まったところで、新たにハンドルロックのストッパーを設置します。

 

鉄片を溶接します。

 

続いてタンクを載せ、アッパーステムとタンクの干渉部分を対策します。タンクは20ミリ上げているので、切れ角が減ってもまだ干渉するのです。

 

干渉するのは主に前のフランジの部分です。

 

ステム側を削って逃げを作ります。

 

約2ミリほどクリアランスを確保しました。

 

反対側の削りはこの程度。

 

これで多少タンクが揺れても大丈夫です。

 

フロントのモーリスホイールも取付確認しておきます。少しは完成形がイメージできるでしょうか?(^^)