昨日のチェック走行でクラッチの滑りを確認したので対策します。
ノーマルエンジンなのでノーマルクラッチで十分対応可能との判断から、クラッチのプレート類一式を新品交換することに。現状のものは2016年の納車時に行ったエンジンオーバーホールでも、消耗が少ないので交換しないで継続使用していたものです。
外したクラッチプレートとフリクションプレートを見てみましょう。
鉄板の方のクラッチプレートは、特に焼けもなく全体的に当たりがついている状態。こちらのフリクションプレートに関しては、マニュアルの新品下限値より0.1ミリほど摩耗している状態で、まだ限度値までは摩耗していません。
クラッチハブとハウジングも見てみましょう。
段付き摩耗はあるものの、まだそれほど酷い状態ではありません。
プレート一式のみ新品交換して様子をみてみます。
クラッチを復元します。
プレートの厚みが変わったので、レリーズレバーの遊びを調整します。
チェック走行に向かいます。
スロットル全開走行するので高速道へ。
結果、スロットル全開時6000rpm以上でもクラッチの滑りは無くなりました。
快適にクルージングしてガレージに戻ります。これで今回の作業は完了です。