定員を1名に変更する構造変更検査も済み、最後の作業はキャブセッティングの確認です。
今回よりパワーフィルターをやめてファンネルにします。そこで、CRキャブのセッティングがどのようになるか確認します。先ずはファンネルに被せるタイプのフィルターを装着した状態でテスト。
スロットル低開度は同じセッティングで問題ありません。次にスロットル全開で合うかどうか高速道でテストします。
テストの結果、このままでは1/2開度より上でゴボゴボとチッリな状態になりパワーが出ないことがわかりました。それ以下の開度なら高回転まで回ります。
続いてフィルターを外してテストします。
フィルター無しで走行したところ、今のセッティングのままでスロットル全開まで問題ないことがわかりました。
フィルターが無いと見た目にもスマートになりますね。
但し、6000rpmから上でクラッチが少し滑るようになりました。おそらくパワーが上がったせいではないでしょうか。
八王子ICで折り返します。
ガレージ戻りオーナーさんと相談の結果、クラッチ板を新品交換して様子を見ることに。それでOKならクラッチ操作は重くならずに済みます。それでも滑るようなら強化スプリングに変更するという手順で進めることになりました。