メーター交換と車検のご依頼です。

メーターは先日ご紹介していたこの二つです。スタックタコメーターを純正メーターにビルトインしたものと、純正スピードメーターをオーバーホールしたものです。

元のメーターはこんな感じ。タコメーターは純正ですが、回転が下がるときに途中で引っかかることが多いとのこと。動きもダルくなっています。スピードメーターは社外品のため、例にもれず故障しています。

タコメーター信号をウオタニSP2から引き出すので、タンクを外して作業します。

SP2付属の信号取り出し線をユニットに取り付けます。

これでタコメーター用のデジタル信号が取り出せます。

メーターカバーは錆と凹みがあるので交換します。

タコメーターケーブルもいらなくなりますね。

タコギヤも外し、ブラインドプラグでふさぎます。


スピードメーターを外します。社外品なのでまだきれいな感じ。壊れたこれは捨てないで、スタックタコメーター用のケースとして再利用できるので保管しておきます。

純正タコメーターを外します。こちらは年季が入っていますね。

スポンジはつぶれたり足されていたり。

劣化したスポンジは剥がして交換します。


純正と同様のスポンジを使い貼り付けます。

マウントダンパーとカラーは純正品を使うのが、オーバーホールしたメーターの保証の条件です。

新しいメーターを取り付けます。この状態でメーターは少しグラグラするくらいが正解です。

スイッチを取り付け、スタックメーターの初期設定をします。

ロアーカバーはPMCの新品を使います。

メーター交換終了です。


簡単に点検を済ませ、そのまま陸事へ向かいます。

定員を1名に変更するので、住所管轄の陸事で構造変更検査を受けます。

無事、検査に合格。このあと、タイヤやオイル交換など、予定の整備を行います。
