デモ車#21 1200ccエンジンの試運転

  

乗せ換えた1200ccエンジンの試運転に向かいます。

 

サーキット走行でドロドロに溶けたタイヤも、きれいに均したいですね。

 

先ずはガレージ周辺で油温を上げて点検します。

 

エンジンの下回りまでくまなくチェックします。

 

問題ないので高速道へ。エンジンのパワーフィーリングを確かめます。シリンダー表面の仕上げがいい処理をしてあるので、エンジンの慣らしは特に不要です。

 

徐々にエンジン回転とスロットル開度を上げてチェックします。元のキャブセッティングのままでも概ねOKのよう。スロットル全開の6000rpm前後ではわずかにノッキングが確認できるので点火時期を調整します。

 

サイドカバー内のウオタニSP2ユニットにアクセスします。

 

画像右側はレブリミット設定のダイヤルで、こちらは0番の9200rpmで問題なし。点火時期の調整は画像左のダイヤルで、初めは5番で走行していました。こちらはハイコンプエンジン用スタンダード点火カーブなので、6番にして点火時期を3°遅角させます。

 

全域でノッキングは無くなり、だいぶ増大したパワーの出方とクラッチの滑りが無いかなどを確認しながら相模湖ICに到着。速いエンジンはいいものですね。

 

タイヤが冷めないよう直ぐに引き返してガレージに戻ります。早々に筑波サーキットに持ち込みたいですね。

 

タイヤ表面も少し滑らかになってきました。