ONの位置でもキーが抜けてしまう状態のイグニッションスイッチ、代替の純正部品があるうちにということで交換します。使用するのはエリミネーター250の純正品です。部品番号27005-5078
コネクターにアクセスするため、ヘッドライトを外します。ポジションランプのギボシはサイズが細く、全くはまっていませんでした。
ギボシはサイズの合うものに交換しておきます。
ノーマルのイグニッションスイッチを外します。
エリミネーター250の純正品と比べてみましょう。本体はほぼ同一で、配線の本数、色、カプラーのサイズなどが異なります。因みにエリミ250の中でも型はA4です。
裏側はこんな感じ。ハンドルロックのプランジャーも同一です。
配線をZ1000J1に合わせて改造します。
改造後はこちら。
取り付け前にカプラーだけ挿して動作を確認します。
所定の位置に取り付けます。唯一異なるのはキーの向きで、イグニッションONの位置でキーが水平になります。
続いてエンジンオイルを交換します。
クネクネタイプのカーカーなので、マフラーはそのままでフィルターまで交換できます。
抜いたオイルには、無数の金属片が混じっていました。磁石に付かないので材質はアルミのようです。通常は出てこない異物なので、調子良くてもエンジンの分解点検をお勧めします。
フィルターを外すと、フィルターとスプリングの間にあるはずのワッシャーが欠品しています。
Oリングは新品にし、正規のワッシャーを追加します。
ワッシャーはこの位置に。フィルター側に張り付いてそのまま捨てられることが多いのでご注意を。
ドレンボルトは締まり過ぎていました。緩まなくなったりボルトの角を痛めるので、締め付けは規定トルクを守りましょう。