電装品交換の続きです。
プラグコードはシリコンのφ7ミリに交換し、SP2コイル用のターミナルを接続します。キャップは既にNGKに交換済みだったので継続使用します。
プラグコードを取り付けます。
スプロケカバーのボルトは、1本短い物が付いていたので、正規の長さのボルトに変更します。
クラッチレリーズは調整されていなかったので、正規の値に調整します。
続いて車検整備です。ブレーキフルードを交換します。
左右のキャリパーから抜いてフルードを全交換します。
マスターのキャップはプレートから作られたものでした。液面の下降に合わせてダイヤフラムが動くように、ダイヤフラムの上側は大気と通じていなければなりませんが、この蓋には通気口がありません。
サンダーで溝を掘り、通気口とします。
取り付けるとこんな感じ。
ブリーザーには汚れ防止にキャップを付けておきます。
リヤも同様にフルード交換します。
ブレーキペダルの遊びが大きいので、プッシュロッドを伸ばして最小に調整します。合わせてブレーキライトスイッチのタイミングも調整します。
その他、全体的にスパナチェックをすると、フロントエンジンマウントがユルユルなのが解りました。
ナットを締めてもトルクが掛からないので外してみると、既にネジ山が舐めていました。ボルトが高強度ではないようです。
マウントボルトを交換します。
下にあるのが1000J純正のマウントボルトです。少し長いですが流用可能です。
マウントボルトを交換し、規定トルクで締め付けます。
締め付け後はこんな感じ。
エンジンオイルはだいぶ少ないようで、窓から見えません。1Lくらい補充できました。
フィラーキャップのOリングが傷んでいるので交換します。
最後に気になる点が。サイドスタンドの付け根が異常にグラグラするので点検します。
手前が付いていたボルトで、かなり段付き摩耗しています。奥の新品ボルトに交換します。
ボルト、ナット、スプリングを新品交換し、ぐらつきはほとんど無くなりました。
明日は継続車検を受けに行ってきます。