デモ車Z1R1 マイナートラブルの修理

  

マイナーなトラブルが重なったので修理します。

  

先日の300キロ程度のツーリングの際、燃料センサー辺りからガソリンのにじみがありました。タンクは1型オプションのビッグタンクです。形は2型のタンクとほぼ同じですが、キャップのベースが持ち上がっているのが特徴です。

 

オールペイント後、センサーのパッキンは新しい物を使用していたので、端子の辺りから滲んでいるようです。

 

センサー本体を手前のZ1000R純正に交換します。ベース部分は配線の向き以外は同じ形で、フロートアームだけやや角度が異なりますがそのままZ1Rのタンクに取付可能です。

 

Z1000Rの純正センサーを取り付けるとこんな感じです。Z1R純正のコックも非常に硬く回し辛くなったので交換します。

 

コックはピンゲルのM22ミリネジタイプに交換します。

 

スターターはエンジン温間時にトルクが無くなる症状となったので、これも交換します。

  

スターターは現行品のGPZタイプを取り付けます。トルクが大きいので始動性も上がります。

 

発電も弱くなっていたので点検します。ステーターコイル3相の内、2相は出力がありません。導通もないので断線しているようです。

 

ジェネレーターカバーを外してコイルを点検します。

 

目視では断線箇所が解らないので、ASSYで中古の良品と交換します。

 

ストックの中からキレイ目のコイルを選んで取り付けます。

 

発電も無事に回復。これでまた快適に走れます。