最後に左後ろの小さな三角補強板を取り付けます。
ここは、奥の内側の溶接ができないので取り外したため、新たに作り直します。
溶接します。
これで修理の溶接は完了です。
最後に少し磨いて完成です。
エキセントリックを仮止めします。左右の位相を合わせるため、スリットにマークを合わせてクランプします。
反対側も同様に。
スイングアームを復元します。ホイールを取り付け、アクスルシャフトを本締めします。クランプを緩めれば、片側の6角頭にレンチを掛けて、左右のエキセンは同時にクルクルと回せます。
チェーンを張ってクランプボルトを規定トルクで締め付けます。ここはZRX400の規定トルク4kg・mと同じにしています。
S1スイングアームが復活しました。
追加でタンク上げをします。今回はリヤ側のみ、ダンパー2段重ねで行います。
重ねるダンパーの出っ張りをカットして重ねます。このままだとタンク後半の重量が1点に集中し、突起部分のスポット溶接部からガソリン漏れなどのトラブルが起きることがあります。
そこで、リヤ側の重量をスポンジパッドで受け持つようにしてやります。
高さの増えた分だけ厚みを持たせます。フレームの筒型のゴムダンパーは、左右のガイドとして必要なので残します。
タンクを取り付けます。
下を覗くとこんな感じです。スポンジの前方半分ほどがタンク重量を支えています。
これで今回の作業は完了です。