電源が入らなくなったとのことで、レッカーで送られてきました。

イグニッションスイッチをONにしても、確かに電源は入りません。

外装を外して点検します。

バッテリー電圧は12.8VあるのでOKです。

症状としてはメインヒューズが切れたのと同じ状態なので、ヒューズを点検します。

ヒューズBOXは純正です。上から2番目のメインヒューズも切れていないようです。

メインヒューズを外してみますが、テスターでも導通があるので問題無さそうです。

端子の汚れを拭き取ってからヒューズを付け直すと、今度は電源が正常に入ります。全ての電装系も正常に動作します。単なるヒューズ端子の接触不良だったようです。

続いてキャブ後方隔壁を作ります。ジュラルミン板から型紙通りに切り出します。

穴開けと曲げ加工をして完成です。

現状はファンネルからの吹き返しでハーネスなどが汚れる状態です。

隔壁取り付け後はこんな感じ。キャブの吹き返しを遮断し、リヤタイヤからの砂粒の飛散も防ぎます。ホースは90°に曲がった専用品を使います。

S1スイングアームのキャッチタンクへの接続はこんな感じ。

電装系はおそらく問題無いようなので、しばらく様子を見ながら走行してください。
