ミッションとクラッチを分解点検します。
初めにアウトプット側から。
全体的にドグの摩耗も極少なく、かなり綺麗な状態です。
スプロケのスプラインもほとんどダメージ無し。
ベアリング類を新品交換します。
アウトプット側、アッセンブリー完了です。
続いてインプット側。赤いクラッチスプリングは750純正です。
クラッチも合わせて分解します。
クラッチプレートも特に異常はないようです。摩耗も少なめなので継続使用します。
クラッチのダンパースプリングもガタなど無くしっかりしています。
クラッチハブの摩耗も極小です。
ミッションのオーバーホール完了です。
交換した部品はこちら。
組み立て準備に入ります。古いガスケットをきれいに剥がすのが一番時間のかかる作業です。
ガスケットを剥がしオイルストーンで仕上げ、洗浄して準備完了です。
クランクのノックピンも全て正常です。
4軸をセットします。
こちらは洗浄後のロアーケース。
シフト関係も異常は無くきれいです。
クランクケースをドッキングします。
オイルパンも洗浄。クラックなども無く問題ありません。
ドレンボルト類は角が少し舐めているので新品交換します。
フィルター下のこのワッシャーが欠品していました。フィルター交換時には無くさないよう要注意。
オイルパンを取り付けます。旧車なのでドレンボルトなども是非トルク管理してください。
腰下組み立てほぼ完了です。