デモ車製作の続きです。
サーキットを走るので、ジェネレーターは薄型を使います。こちらがそのキットで、あるJマニアの方のオリジナルで、実績のあるキットで私もよく使用しています。ちなみにこちらはスタータークラッチ3本止めの旧型です。
スタークラッチの取り付けは、ネジロックを塗布して締め付けます。
締め付けは規定トルクでしっかりと。
こちらは付属のカットカバーです。新品カバーを加工した物。
予期せぬ溶接のピンホールからのオイル滲みを防ぐため、接合部内側にシリコンボンドを塗り込んでおきます。
カバーにステーターコイルを取り付けます。
付属のローターボルトとワッシャーです。ワッシャーは2面カットしておくと作業性が上がります。
クランクにジェネレーターローターを取り付けます。ボルトにはネジロックを塗布します。
こちらも、締め付けは規定トルクでしっかりと。
カットカバーを取り付けます。
カット量はこの位です。私の実績だと、車高を少し高めにセットしておけば波5秒台でもフルバンクで接地しません。
次に、電装品をまとめて装着します。メインハーネスは信頼性のある純正品のZ1000R2用を使います。
タンク付近の取り回し改良のため、ハーネス前半を改造してスリム化します。
被覆やカバーを外します。線自体は無加工で大きく3束に分けます。
それぞれをテーピングして完成です。
電装品を艤装します。
メインハーネスはスロットルケーブルを避けて右側にレイアウト。
メーターを2個追加するのでパネルを設置します。
取り付けは、スペーサーと長いボルトを使ってボルトオンです。
マルチメーターとラップタイマーをマウント。サーキットのストレートでは伏せた状態でタコメーターとスピードメーターの間から前方を覗くので、サーキット優先のレイアウトです。
ライトステーは純正をカットして使います。
切断面を仕上げ、キズとズレ防止のため内側にテープを張っておきます。
フォークへの取り付けはバンド止めです。
裏から見るとこんな感じ。長さの短いB2用ステーでも使えます。
エンジン始動まであともう少し。