キャブの分解点検後の試運転でも、特に改善は見られませんでした。エンジン不調の原因は他にありそうです。

現在の点火系はイグナイターとピックアップコイルがノーマルです。


イグナイターを交換してみますが、これも特に改善せず。

ヨシムラマルチテンプメーターも不具合があるとのことで一緒に点検しますが、面白い動きを発見。電源線を抜いても、エンジンをかけると表示が付いたり消えたりします。新品のヨシムラ―メーターをつないでも同じ動作です。

先ほど新品交換したばかりのプラグを見ると、1番4番はくすぶっています。

そうするとイグニッションコイルが疑わしくなります。現在のコイルはカワサキの他車流用です。長年これで調子良く走っていました。

試しに1000Jのノーマルコイルをつないでみると、エンジン不調は無くなりました。

イグナイターを元に戻してみます。エンジンは快調です。結果的にイグニッションコイルの不調だったようです。


信頼性向上のため、点火系はウオタニSP2のフルキットに交換することに。

ピックアップコイルを交換します。

プラグコードとキャップはもとのワークス仕様を外して移植します。

SP2コイル用のターミナルを取り付けます。

コイルとコードを取り付けます。

ユニットを取り付け、配線します。

試運転に向かいます。

雨が降り出しそうなので短時間のチェックでしたが、全域で調子良くなりました。明日、もう少し時間をかけて確認しようと思います。
