ワークスS1車のミッションカバーを製作します。溶接歪防止のため、ダミーエンジンに取り付けて行います。
センター出しの治具を挿入します。
製作したシフトロッドのガイドを差し込みます。
溶接で仮付けします。
一緒に溶接してしまわないよう、中の治具を取り出します。
全周しっかり溶接し、ワークス車には無いつっかえ棒も追加します。
1年ぐらいサーキット走行を続けると根元から折れるので、このようなつっかえ棒は必須です。
裏側はこんな感じ。
シフトロッドのオイルシールは元の位置に入ります。
オイルシールを取り付けます。
ミッションカバーを取り付けます。
フロントスプロケットは単体で15ミリオフセットしたZZR1100C用を使います。タイヤウォーマーを使うので、チェーンラインは10ミリオフセットしているからです。
J系のノーマルスプロケは元から4.6ミリオフセットしているので、この15ミリオフセットを付けると、ノーマル比で約10ミリオフセットとなります。
スプライン部の厚みが薄いのでスプラインがだいぶ飛び出します。
Jのミッション内にあるこの純正ワッシャーがスペーサーに便利です。厚さは2.9ミリ、両面研磨してあり硬度も高いです。
スペーサーをセットします。
純正のロックワッシャーをセットします。
純正のロックナットで固定します。
上から見るとこんな感じ。
ワークス車のクラッチレリーズはこんな感じで別体のプレート式です。