フォークをノーマルからカヤバに交換したとのことで、キャリパーサポート製作のご依頼です。
ローターも合わせてサンスターのネオクラシックに変更されています。径はφ320ミリ。先ずはキャリパーとローターのクリアランスを確保するためにローター外周にワイヤーをセットします。
キャリパーをセットし、パッドとローターの間に厚紙を入れて保持します。この状態でサポートの形状を決定し、厚紙で型を作ります。
取り付けイメージはこんな感じ。
型に合わせてジュラルミン板にマークします。
バンドソーで切り出します。
切断面はベルトサンダーで成形します。
穴開けしタップを立てます。
表面を整えたら完成です。
フォークに仮付けします。
キャリパーを取り付けます。
ここで不具合を発見。ホイールセンターが車体右側にかなり寄っています。オーナーさんに確認したところ、元のフォークが加工されていたため、この未加工のカヤバとズレてしまったのではないかとのこと。カラーを修正してセンターを合わせることになりました。