デモ車Z1100B2 オイルクーラーライン製作

  

オイルクーラーラインを製作します。クランクケースからのオイル取出しは、純正のコネクターを加工して製作します。

 

ホースのルートは下回しで、キャブの整備性を良くするためになるべく低くレイアウトします。

 

純正コネクターを必要な角度にカットします。

 

ダミーのエンジンを治具にしてセットします。

 

ホースに繋いである溶接フィッティングをコネクターと溶接します。

 

一旦外して全周を溶接します。

 

続いてもう片方も同様に仮溶接します。

 

外して全周溶接します。

 

板とキャップで蓋をし、もう一方からエア圧をかけて漏れチェックします。

 

溶接のピンホールから僅かにエアが漏れるので、ポンチで潰してエア漏れを止めます。

 

再度確認。漏れは止まりました。

 

仕上げに黒く塗って完成です。

 

加工したコネクターをエンジンに取り付け、次はホースの製作です。片側にフィッティングを付けたホースをセットします。

 

所定のルートを通してコアのところまで。長さを決めてカットします。

 

もう一方のフィッティングを組み付け、ホースが1本できました。

 

2本目も同様にして製作します。

 

完成したホースを取り付けるとこんな感じです。ホースの上は大きく開くので、キャブのメインジェット交換なども非常にやり易くなります。

 

エンジン下はこのルートです。フレームスタンドを掛け易いよう、フレームとケースの間を通します。